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3日続落も下げ渋る
28日の東京市場は3日続落となりました。日経平均は67円安です。新型コロナ再感染再拡大への懸念からNYダウや欧州主要株がが下落したことで売りが優勢でした。安寄りのあと150円超まで下落しましたが、その後は下げ渋っています。時間外の米株価指数先物安や円が強含むなかで、底堅さが意識されました。
マザーズ、ジャスダック下げに転じる
ただ、ファーストリテやソフトバンクGなどの値嵩株が指数を支えた格好で、東証1部の騰落銘柄数は値上がり634に対して値下がりは1480と値下がりが大きく上回りました。前引けは続伸していたマザーズ指数とジャスダック平均も戻り売りに伸び悩み小幅ながら下げに転じており、快調なスタートを切ったカラダノート、Pアンチエイ、さくらさくのIPO3銘柄はいずれも初値を割り込んで引けています。
マクアケ、レノバが最高値
推奨銘柄では好決算を発表したマクアケ<4479>が大幅高で最高値を更新、再生エネのレノバ<9519>も新値追いで、後場上げ幅を広げました。きょうはエムスリー<2413>やラクス<3923>、MCJ<6670>、レノバなど2Q決算を見据えて好業績上振れ期待銘柄に買いを入れています。ただ、IPOの動きを見る限り、新興市場はまだ不安定で、本格的に買い出動するのは決算内容と株価の反応を確認してからと考えており、慎重に対処していきます。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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