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リスクオン加速し2万5000円に迫る
週明け9日の東京市場は大幅に5日続伸しました。日経平均は514円高と連日でバブル崩壊後の高値を更新しています。民主党のバイデン氏が大統領選当選を確実にし勝利宣言、追加経済対策への期待から時間外の米株価指数先物が上昇したことを受け、リスクオンの流れが加速しました。ギャップアップして寄り付いた後も先物買いを交えて上げ幅を広げ、後場に入ると640円近くに上昇し、2万5000円に迫っています。
買戻しやヘッジが相場押し上げ
ただ、前引けよりも増えたとは言え、東証1部の値上がり銘柄数は1399と全体の64%にとどまっており、全面高ではありません。上昇ピッチの速さから先物への買戻しやヘッジ対応が相場を押し上げたと見られ、225採用の値嵩株が指数を牽引しました。短期的な過熱感から利益確定売りに押される銘柄や業績悪化や悪材料、需給懸念から売り込まれる銘柄も目立ち、一旦様子を見守る必要がありそうです。
再生エネ関連大幅高で最高値
推奨銘柄ではレノバ<9519>やウエストHD<1417>の再生エネ関連が大幅高で最高値更新、エムスリー<2413>も上値を追いました。前場は売り買いともに見送りましたが、後場はレノバの緩んだところに追撃買い、スピード調整一巡から出直りの動きを強めてきたFフーズ<2929>を買い直しました。ただ、全般の落ち着きを待ちたいところで、引き続き決算発表をにらみながら個別にグロース株の買いのタイミングを見極めたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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