日経平均が上がらない理由!!【潮流】岡山 憲史

潮流|証券市場新聞
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米ダウ平均が上昇しても日経平均が下落する

3月8日の日経平均の終値は121円安い2万8743円となった。この日の日経平均を予測する上で重要な3月5日のNYダウ平均は572ドル高の3万1496円で終えた。一時、3万1580ドルを付け、過去最高値を更新した。ダウ平均が大幅上昇たにも関わらず、8日の日経平均は下落したのだ。寄り付きは350円ほど上昇して始まったが、徐々に上昇幅を縮小し、最終的には下落して終えた。特に最近、米ダウ平均が上昇しても日経平均が下落する動きが目立つ。

日経平均寄与度の高い銘柄に売りを浴びせる

なぜそうなるのか。その理由は日経平均を構成する225銘柄の中でも、日経平均の動きに与える影響が高い銘柄が売られるからだ。つまり、日経平均寄与度の高い銘柄に売りを浴びせると簡単に下落させることができるのである。

日経平均を大きく上下させる代表株

8日の日経平均寄与度ランキングを見ると、値下り銘柄で寄与度の高いトップがファーストリテイリング(9983)、2位がソフトバンクグループ(9984)、3位がアドバンテスト(6857)、4位がエムスリー(2418)、5位が東京エレクトロン(8035)となっている。特にファーストリテイリングとソフトバンクグループの2銘柄は日経平均を大きく上下させる代表株だ。

ハイテクに売りが出やすい時は日経平均は下落傾向が強まる

ヘッジファンドはこれら銘柄に売りを浴びせると同時に225先物を売るプログラム売買を繰り返す。逆に日経平均を上昇させたい時はファーストリテイリングとソフトバンクグループを中心に買いを拡大させ、同時に225先物を買うプログラム売買を繰り返す。また、日経平均寄与度の高い銘柄を見るとハイテク株が多いことに気付く。アドバンテストや東京エレクトロンといった半導体株もその部類だ。つまり、ハイテク株全般に売りが出やすい時は、日経平均は下落傾向が強まる。

日経平均もこれからが本格上昇

米国株式市場で景気敏感株が買われダウ平均が上昇しても、GAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)など主力ハイテク株が売られ、ナスダック総合指数とフィラデルフィア半導体指数が下落している時は、日経平均は下落することが多い。
日経平均が高値(3万714円)を付けた2月16日から下落傾向が続いている。この動きは米ナスダック総合指数が高値(1万4175ポイント)を付けた2月16日から下落傾向が続いている動きと同じである。そのナスダック総合指数は3月5日に底打ち完了だ。日経平均もこれからが本格上昇だ。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はオールアバウト(2454)、いつも(7694)、ニューラルポケット(4056)。

 3月15日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。20年間にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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