ここからがスタート地点!!【潮流】岡山 憲史

潮流|証券市場新聞
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初めての3万3000ドル台

3月17日の米ダウ平均は史上最高値更新となり、初めて3万3000ドル台に乗せた。米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル議長は政策運営について「見通しに基づいて先制的に行動せず、実際のデータを待つ」と述べた。

金融緩和の維持強調

市場では新型コロナワクチンの普及で強い景気回復を見込み、想定よりも利上げ時期が早まるとの見方もあったが、会見では金融緩和の維持が強調された。パウエル議長は量的緩和の縮小(テーパリング)に関しても「議論を始める時ではない」と強調した。この発言自体は既にパウエル議長が述べていたことだ。

偏りが異常なレベルだった

米国株高を受けた18日の日本株式市場も大幅上昇となり、日経平均は2月25日ぶりに3万円の大台に乗せて終えた。2月半ばからバリュー(割安)株が買われ、グロース(成長)株が売られる動きが続いたが、この2極化も終了だろう。そもそもグロース株が売られてきたのは、金利の上昇ではなく、景気改善期待により、異常に偏っていた二極化相場の修正による影響である。偏りが異常なレベルだったことから、それが正常化する動きとなっただけの話だ。

金利上昇が起こって当然の動き

バリュー株も大方コロナ禍前の水準に戻ったことで極端な2極化はもう起こらないだろう。債券市場をみれば、株式市場で発生しているグロース株売りは、景気改善期待が大きくなっている影響であることが分かる。現状レベルの長期金利の上昇は、リスクでも何でもない。1.9兆ドル(約200兆円)の経済対策が決まり、一人当たり1400ドル(15万2000円)の給付金が支払われるのだから一時的な金利上昇が起こって当然の動きだ。

今後はグロース株もバリュー株も堅調な動きへ

債券系ヘッジファンドですら、リスクではなく、景気改善をベースにリフレトレード(量的緩和・財政政策による景気回復)をやっている。イールドカーブ(利回り曲線)がスティープニング化(イールドカーブの傾きが急になる)することで、マーケット機能が改善している。だから、レラティブバリュー戦略(長短利回りの価格差で利益を上げる)が機能するようになっているのだ。今後はグロース株もバリュー株も堅調な動きになり予想以上に強い相場が期待できる。ここからがスタート地点だ。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はSREホールディングス(2980)、インソース(6200)、ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス(4433)。

 3月22日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。20年間にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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