新たなスタートの始まり!!【潮流】岡山 憲史

潮流|証券市場新聞
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20年度の上昇幅は過去最大

2020年度の最終取引日だった3月31日の日経平均株価は2万9178円で終えた。前年度比の上昇率は54%と1972年度(約64%)以来48年ぶりの大きさで、上昇幅は1万0261円と過去最大だった。日経平均は2月16日に3万0467円と1990年8月1日(3万0837円)以来30年半ぶりの高値を付けた。TOPIXは20年度に550ポイント(39%)上昇した。上昇率は05年度(46%)以来15年ぶりの大きさだった。TOPIXは3月19日に2012ポイントと30年ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ景気を下支えするため、世界の主要国は金融や財政政策をフル回転。長期にわたり低金利環境が続くとの見通しも加わって、ハイテクなどのグロース(成長)株に買いが集まった。

半導体の米国生産を支援するための補助金が支援

名実ともに新年度相場入りした4月1日の日本株式市場は半導体株を中心にグロース(成長)株が買われた。31日にバイデン米大統領が2兆ドル(約220兆円)規模のインフラ投資計画を発表。半導体の米国生産を支援するための補助金が盛り込まれたことで米国市場では半導体などグロース株が買われたことやマイクロンやウェスタンデジタルが日本の半導体キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)の買収の可能性を検討しているという報道が半導体株に資金が向った。

今期アナリスト予想だと割高ではない

市場の高い期待を背景に、2020年度に株価が2倍以上になった東エレクトロン(8035)とアドバンテスト(6857)に割高感を指摘する声もあるが、前期予想ベースのPER(株価収益率)が30倍台の東エレクも、今期アナリスト予想をベースだと、PERは26倍前後まで切り下がる。この日はマザーズ銘柄の上昇も目立った。新年度入りした相場は新たなスタートの始まりと捉えた方が良いだろう。

ソフトバンクGとファーストリテイリングが勢い付けば日経平均は高値へ

バリュー(割安)株中心の相場よりもグロース(成長)株が主導する相場は日経平均を大きく押し上げる。日経平均寄与度の高い銘柄はハイテク・半導体の値がさ株だ。1日は東京エレク、ファナック、アドバンテストの3銘柄で日経平均を155円押し上げた。今後、ソフトバンクGとファーストリテイリングが勢い付けば日経平均は高値を更新するだろう。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はアクシージア(4936)、ビザスク(4490)、ロジザード(4391)。

4月5日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。20年間にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。

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