イラン攻撃前の水準を回復
半導体相場が止まらない。14日の米株式市場でダウ工業株30種平均の終値は317ドル74セント(0.65%)高の4万8535ドル99セントと3月4日以来の高値。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は10日続伸し、455.347ポイント(1.96%)高の2万3639.083と1月29日以来の高値だった。
10日続伸は2021年11月以来4年5カ月ぶり。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は81.14ポイント(1.17%)高の6967.38だった。2月2日以来の高値となり、米国とイスラエルがイランを攻撃する前の水準を回復した。
日経平均も最高値
15日の日経平均株価は256円85銭(0.44%)高の5万8134円24銭で終えた。3月2日以来となる5万8000円台を回復。一時、上げ幅は一時700円を超え、5万8585円を付け、2月27日に付けた最高値(5万8850円)に迫った。
AIと半導体関連が牽引
相場の牽引役は人工知能(AI)と半導体の関連株だ。中東情勢の先行きが不透明な中、業績成長が比較的見通しやすいセクターとして投資資金を集めている。2月末からの騰落率を比べると、14日時点で日経平均が1.7%安の半面、主要な半導体銘柄で構成する日経半導体株指数は11.5%上昇した。米国市場でもフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が11.6%高でS&P500(0.1%)を大きく上回っている。
キオクシアHDの14日売買代金が1兆6447億円
半導体メモリーメーカーのキオクシアホールディングスは同期間で株価が65%の大幅高となった。14日のキオクシアホールディングス株の売買代金が1兆6447億円となり、単一銘柄の日中取引では過去最高を更新した。主力のNAND型メモリーの価格高騰に伴う業績拡大期待が高まる中、株価の上昇幅に着目した短期筋の資金も流入して売買を膨らませた。
海外投資家の買越額は1兆9149億円と過去最高
日米の半導体株指数はイラン攻撃が終結していないにもかかわらず戦闘開始前の水準を回復している。イラン情勢悪化で景気の不透明感が強いからこそ、半導体関連が相対的に業績の安心感が強いセクターとして投資資金の受け皿になっている。
買いの主体は外国人投資家だ。4月第1週(3月30日~4月3日)の投資部門別株式売買動向(東証と名証の合計)では海外投資家の買越額が1兆9149億円と過去最高となった。
潮流銘柄は?
潮流銘柄は村田製作所(6981)、日本ケミコン(6997)、ジーエス・ユアサ(6674)。
岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール
マーケットバンクは1999年12月8日の設立から投資支援システムの開発・販売、金融情報サービス、投資売買助言、運用コンサル等を行っている。
2002年には画期的なペアトレード「ハイブリッドシステム」を開発。NHK番組「経済最前線」で紹介される。
2006年にテクニカル分析システム「マーケットルーラー」を開発。2007年にはテクニカル応用ツール「窓チャートシステム」を開発。2つの投資分析システムは全国の投資ソフト450本の中で共に人気ランキング1位となり、高い評価を得る。また、日経225先物運用システムを開発し、実践に活かしている。
代表の岡山憲史氏は1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて1万人超の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人超の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)で、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。
2002年 1月 NHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月 TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
2017年 1月 夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
2020年 1月 夕刊フジ「激闘!!株-1(カブワン)グランプリ」で優勝。
2022年 1月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
2024年 3月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
株式市場新聞、週刊ポスト、週刊現代、フライデー、月刊カレント等を執筆。
個人投資家に金融情報サービスを行っている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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