AI時代が本格到来【潮流】岡山 憲史

潮流|株式市場新聞
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トヨタを上回った時価総額

人工知能(AI)・半導体関連株相場の勢いが強まる中で、日経平均株価は6月3日に6万8786円を付け過去最高値となった。6万8000円台に初めて乗せた。
ソフトバンクグループ(SBG)の時価総額(49兆円)が6月1日、トヨタ自動車を上回り国内企業でトップとなった。 トヨタは約22年ぶりに首位の座を明け渡した。さらに3日にはキオクシアホールディングスの時価総額もトヨタを上回り、2位に浮上した。SBGとキオクシアがトヨタを追い越したという事実は、AI時代の本格的な到来を意味する。

AIインフラ相場

特に注目すべき点は、時価総額上位10社の内、ソフトバンクG、キオクシア、東京エレクトロン、アドバンテスト、村田製作所といったAI・半導体関連企業が大きな比重を占めていることだ。2024年までは銀行、自動車、総合商社が主役だったが、2026年は「AIインフラ相場」の様相が鮮明になっている。

オープンAIが秋に新規上場か?

ソフトバンクグループ(SBG)の株価が今年4月から僅か2か月間で2.5倍に急上昇した要因として、SBGが巨額出資する米オープンAIが秋に新規上場期待が高まっていること。オープンAIの企業価値は1兆ドル(約160兆円)との試算もある。さらに、SBG傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス(ARM)の株価高騰も材料視されている。

最も利益を生むのは「AIを動かすインフラ」

ARMの株価は今年4月から3倍近く急上昇している。一般利用者の問いに答えるAIの「推論」や自律的な仕事をする「エージェント型AI」が増えるにつれ、アームが設計するCPU(中央演算処理装置)の引き合いが強まっている。また、孫正義会長兼社長はAIの普及で最も利益を生むのは「AIを動かすインフラ」と考えている。そのため世界各地で巨大データセンター建設を進めている

押し目狙いの投資家は多い

孫正義氏はフランスを訪れ、マクロン大統領と共同で会見し、最大約14兆円規模のAIデータセンターを建設する計画を発表した。孫氏は「ヨーロッパの夜間に余るAIサービスを、時差を利用してアメリカ向けに輸出できる」と話し、データセンターの利用者は主にアメリカの巨大AI企業を想定していると明かした。これらが市場から高く評価されている。AI・半導体関連株の押し目を狙っている投資家は多く、買い需要は旺盛だ。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はダイトロン(7609)、浜松ホトニクス(6965)、ブイ・テクノロジー(7717)。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

マーケットバンクは1999年12月8日の設立から投資支援システムの開発・販売、金融情報サービス、投資売買助言、運用コンサル等を行っている。
2002年には画期的なペアトレード「ハイブリッドシステム」を開発。NHK番組「経済最前線」で紹介される。
2006年にテクニカル分析システム「マーケットルーラー」を開発。2007年にはテクニカル応用ツール「窓チャートシステム」を開発。2つの投資分析システムは全国の投資ソフト450本の中で共に人気ランキング1位となり、高い評価を得る。また、日経225先物運用システムを開発し、実践に活かしている。

代表の岡山憲史氏は1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて1万人超の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人超の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)で、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。
2002年 1月 NHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月 TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
2017年 1月 夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
2020年 1月 夕刊フジ「激闘!!株-1(カブワン)グランプリ」で優勝。
2022年 1月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
2024年 3月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
株式市場新聞、週刊ポスト、週刊現代、フライデー、月刊カレント等を執筆。
個人投資家に金融情報サービスを行っている。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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