進化の第2段階は?
ソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義氏が投資を重ねてきたロボティクス領域においては既に「AI(知能)を持ったロボットが次のロボットを自動で量産する体制」が稼働を始めているという。孫氏によれば、AIの進化の第1段階である「画像や動画、対話の生成AI」の時代は、NVIDIAのGPU(画像処理半導体)が圧倒的なトップだが、これから突入する第2段階の「エージェントAI」(AIが自ら考えて自発的に24時間アクションを起こし続ける自律型AI)時代においてはグラフィック用のGPUよりも、全体のコントロールを担うCPUの性能が勝負を分けるという。
Armが圧倒的に勝利する時代
ソフトバンクグループ傘下の半導体設計大手、英Arm Holdings(Arm)は、AIデータセンター向けCPU「Arm AGI CPU」を発表している。Armの設計するCPUは、IntelやAMDのアーキテクチャに比べて「同じ働きをするのに必要な電力が半分」で済む。電気あたりの効率が2倍良い。省電力という圧倒的な優位性によって、孫氏はこれからのインフラ市場では「Armが圧倒的に勝利する時代」がやって来るという。
孫氏はAIに「オールイン」し、10年から15年間は戦い続けると宣言しており、「AI革命」はずっと続くと考えている。
資産運用への意識も大きく変化
AI・半導体株の上昇を背景に、個人の資産運用への意識も大きく変化している。2026年1~3月期の資金循環統計によると、3月末時点の家計の金融資産残高は2386兆円となり、前年同期比で7.1%増加した。内訳を見ると、株式等の残高は28.6%増の398兆円、投資信託は25.7%増の165兆円と大きく伸びている。
一方で、現金・預金の残高は0.6%増の1126兆円にとどまっており、長らく続いてきた「貯金中心」の家計から、株式や投資信託への資金シフトが鮮明になっている。
株式・投信への資金流入が強まる
日本の家計における現預金比率は、長らく50%台前半で推移してきたが、2025年6月末に50%を割ったのち、2026年3月末には47%まで低下した。現預金への資金流入ペースが落ちる一方、株式・投資信託への資金流入が強まり、株価上昇が株式・投資信託の評価額を押し上げた結果といえる。ただ、米国の金融資産全体に占める株式・投資信託の割合が約60%に対し、日本は約24%と低水準だ。
潮流銘柄は?
潮流銘柄は山口フィナンシャルグループ(8418)、横浜フィナンシャルグループ(7186)、群馬銀行(8334)。
岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール
マーケットバンクは1999年12月8日の設立から投資支援システムの開発・販売、金融情報サービス、投資売買助言、運用コンサル等を行っている。
2002年には画期的なペアトレード「ハイブリッドシステム」を開発。NHK番組「経済最前線」で紹介される。
2006年にテクニカル分析システム「マーケットルーラー」を開発。2007年にはテクニカル応用ツール「窓チャートシステム」を開発。2つの投資分析システムは全国の投資ソフト450本の中で共に人気ランキング1位となり、高い評価を得る。また、日経225先物運用システムを開発し、実践に活かしている。
代表の岡山憲史氏は1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて1万人超の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人超の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)で、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。
2002年 1月 NHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月 TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
2017年 1月 夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
2020年 1月 夕刊フジ「激闘!!株-1(カブワン)グランプリ」で優勝。
2022年 1月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
2024年 3月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
株式市場新聞、週刊ポスト、週刊現代、フライデー、月刊カレント等を執筆。
個人投資家に金融情報サービスを行っている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


コメント