潮流|証券市場新聞

市場参加者が少なく活気がない

ダウ平均は6月4日から6営業日で1247ドル上昇した。2018年10月3日に付けた過去最高値の2万6828ドルまであと580ドルにまで迫った。この間、日経平均も970円上昇し、2万1000円台に回復したが、市場参加者が少なく活気がない。

チャンスを奪われていることが大問題

6月13日まで東証1部の売買代金は6日続けて2兆円を割り込んだ。現在、市場参加者の約75%は外国人投資家だ。個人投資家の参加者が極端に少ない。米中貿易問題や香港情勢、消費増税など市場を取り巻く環境は良くないが、問題はそれだけではない。株式市場において利益を出すチャンスを奪われていることが大問題なのである。

ヘッジファンドが日経平均を乱高下させる

ヘッジファンドは日経225先物を使って日経平均を乱高下させている。問題なのが米シカゴ(CME)市場で日経225先物を大幅に下落させることで、翌日の日経平均先物が売り気配となり、個別銘柄も売り気配となってしまうことだ。具体的な例で示す。5月7日の日経225先物は2万1940円で終えた。その日の夜から取引される米シカゴ(CME)市場で日経225先物は2万1650円と東証終値比290円安で終えた。翌日、5月8日の日経平均先物は340円安で始まった。5月7日にファーストリテイリングは6万3300円で終えた。8日は売り気配となり1280円(▼2%)急落、6万2020円で寄り付いた。この間の取引は出来ない。
同様に5月7日にソフトバンクグループは1万1465円で終了。8日は売り気配となり215円(▼1.87%)急落、1万1250円で寄り付いた。この間の取引は出来ない。5月7日に東京エレクトロンは1万7195円で終えた。8日は売り気配となり485円(▼2.8%)急落、1万6710円で寄り付いた。この間の取引は出来ない。

構造的な問題を解消しろ!

つまり、ヘッジファンドが米シカゴ(CME)市場で日経225先物を大幅下落させると次の日の日本株式市場で多くの銘柄が売り気配で始まり、寄り付いた時には既に急落している。通常は急落する過程でも売り買いが当然できる。その過程で弱気な投資家は売り、強気な投資家は買いを入れる。その投資チャンスを奪われているのである。このように不公平な市場が事実存在しており、この構造的な問題を解消しない限り個人投資家の市場参加者の増加は見込めないだろう。

潮流銘柄は?

潮流銘柄は、Ubicomホールディングス (3937)、インフォコム(4348)、NSW(9739)。

6月17日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

by 株価チャート「ストチャ」

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岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、
ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。17年以上にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。

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