潮流|証券市場新聞

クレディスイスが大口売り

7月18日の日経平均は422円も急落。一時、2万1000円を割れた。この急落をもたらしたのはヘッジファンドだ。18日の手口を見るとクレディスイスが株価指数先物に大口売りを出したことが分かる。
225先物を3057枚(約642億円)、TOPIX先物を3103枚(約468億円)それぞれ売り越した。一転して翌日の19日の日経平均は420円上昇し、前日の下げ分をそのまま戻した。19日の手口ではクレディスイスが225先物を434枚買い戻し、TOPIX先物を2646枚買い戻した。さらに、23日の日経平均は204円高の2万1620円で終了。この日の手口を見るとクレディスイスが225先物を2525枚買い戻し、TOPIX先物を1009枚買い戻した。18日に売った分の残りを全て買い戻したのだ。

価指数先物を買うか・売るかで値動きが決まる

現在の日本株式市場はクレディスイスなどヘッジファンドが株価指数先物を買うか・売るかで値動きが決まる。何の売り材料もなく急落したり、何の買い材料もなく急騰する。今のようにヘッジファンドが好き勝手に巨額な資金で先物を売り買いしている状態を放置している限り、株式市場に個人投資家の参加者は増えない。現在の株式市場の売買代金が極端に細っている要因もここにある。

自民党執行部には危機感

注目されていた参議院選挙で与党が勝利した。ただ、自民党の議席は6議席減少し、来年の衆議院選挙を控え、自民党執行部には危機感が広がっていると思われる。10月に予定している消費税8%から10%の増税で景気減速が鮮明になれば、来年の衆議院選挙は与党にとって非常に厳しい選挙になる。そのような事態を避けるために安倍総理は秋口に万全な景気対策を打ち出すと述べた。今後、消費増税は10年間、行わないとも発言。2014年4月に消費税を5%から8%に増税した時を振り返れば、日経平均は1万4000円から1年後には2万円まで7000円も値上がりした。今回も同様に来年秋まで日経平均の上昇が続き、予想外の株高となるだろう。

NYダウは3万円の大台

米国株は既に過去最高値を更新し、来年にはダウ平均が3万円の大台に乗せてくることが予想される。トランプ大統領が最も関心が高いのが、株価の動きだ。来年の大統領選までは何としても米国株を上昇させるだろう。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はイーソル(4420)、デジタルアーツ(2326)、フーバーブレイン(3927)。

7月29日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、
ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。17年以上にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。




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