菅総理誕生で日本が蘇る!!【潮流】岡山 憲史

潮流|株式市場新聞

 

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菅官房長官の総理大臣就任を市場は歓迎

安倍晋三首相の辞任に伴って9月14日に行われる自民党総裁選は安倍首相の右腕である菅義偉官房長官で決まることになるだろう。菅氏が出馬の意向を示した8月31日の日経平均は一時、450円の急上昇となった。菅官房長官の総理大臣就任を株式市場は歓迎している。

安倍総理はリーダーとしては失格

金融市場では経済政策の継続とスピード感に期待する声が多い。菅官房長官はどの派閥にも属しておらず、最終的には自分の判断で物事を決めることが出来る。安倍総理の本心は積極財政であったが、消費税を2回も引き上げるといった緊縮財政に反対することが出来なかった。財務省の圧力と麻生財務大臣・副総理の前では自分が正しいと思う政策を打ち出すことはできなかったのだ。リーダーとしては失格である。

安倍総理が打ち出した政策は評価

だた、安倍政権が発足した2012年12月に「アベノミクス3本の矢」を発表し、翌年4月に日銀の黒田総裁が「異次元の量的緩和政策」を発表。1万円の日経平均が2年4カ月間で2万円になった。この間、外為市場では1ドル=80円台から125円まで円安になった。ここまでの安倍総理が打ち出した政策は評価できる。

日本の力を復活させよ

しかし、2014年4月に消費税を5%から8%の引き上げを決めた。安倍総理は2014年11月と2016年10月に消費税引き上げを2回見送ったが、最終的に2019年10月に10%引き上げを受け入れてしまった。消費税を引き上げていなければ日経平均は年初来高値を更新して、3万円の大台に乗せていただろう。
デフレ脱却が政府の最も重要な政策であったにも関わらず、景気にブレーキをかける消費増税といった真逆の政策を断行したのである。安倍総理は次の総理になる人は積極財政を行える人になってほしいと言っている。コロナ禍といった非常事態時に日本の経済を立て直し、景気を回復させ、日本の力を復活させるために必要な政策を打ち出すことが求められている。

必要なところに資金を大胆投入せよ

菅官房長官は安倍政権を政策面で支えてきた実力と行動力がある。期待以上の成果を上げることができる可能性が高い。日本が失った30年間を取り戻すには学力・技術力・研究・DX投資など必要なところに政府の資金を大胆に投入することだ。菅総理誕生で日本を蘇らせてほしい。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はNISSHA(7915)、アステリア(3853)、インパクトHD(6067)。

9月7日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。20年間にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。




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