二極化が解消され最強の株式市場に!!【潮流】岡山 憲史

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割安負け組銘柄の逆襲

株式市場に大きな流れの変化が生じた。11月9日に米製薬大手ファイザーが公表したワクチン最終段階の臨床試験(治験)の初期データだ。市場を驚かせたのが90%という有効性の高さだ。米食品医薬品局(FDA)は緊急承認には少なくとも50%の有効性が必要としており、これを大きく超えた。ワクチンを接種した人の9割が感染を防ぐことができれば、集団免疫の獲得を早める可能性がある。コロナ禍の影響で業績が著しく落ち込んだ景気敏感株(バリュー株)いう割安負け組銘柄の逆襲が始まった。

バリュー株の戻りは一過性ではない

逆にコロナ禍で業績が伸びたハイテクIT関連株(グロース株)という成長勝ち組銘柄が一斉に売られた。ファイザーのワクチンが世界に蔓延しているコロナ感染の終息につながることをマーケットは織り込み始めた。ただ、期待を大きく上回った有効率の水準は変化する可能性がある。ファイザーは今後も治験を継続するため、最終的な有効率は変化するかもしれないが、市場の動きを見る限り、バリュー株の戻りは一過性ではなく、暫く続くだろう。

バリューとグロースの両方が上昇する

では、今まで買われて来た巣篭もり銘柄などハイテクIT関連株の下落は続くかというとそうではない。なぜなら企業の働き方そのものが変わったからだ。コロナ禍が終息しても現状からコロナ禍前のようには戻らない。企業のクラウド化、DX化といったデジタル改革は今後も進むのである。つまり、今後の株式市場は負け組みと勝ち組の株価がはっきり分かれるような二極化にはならない。バリュー株とグロース株の両方が上昇する最強の株式市場となるのである。

株式市場はバイデン新大統領を歓迎

11月3日の米大統領選前から日米の株式市場は上昇基調を強めている。米ダウ平均は10月30日の安値(2万6143ドル)から11月9日の高値(2万9933ドル)まで6日間で3790ドルも上昇し、過去最高値を更新した。日経平均も10月30日の安値(2万2948円)から11月12日の高値(2万5587円)まで8日間で2639円上昇し、29年ぶりの高値となった。トランプ大統領は未だに敗北宣言をしていないが、事実上、バイデン新大統領の誕生だ。米一国主義から国際協調へと大転換となる。株式市場はバイデン新大統領を歓迎している。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はエフオン(9514)、レノバ(9519)、ソラスト(6197)。

 11月16日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。20年間にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

 

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