バイデン人事でダウ3万ドル【潮流】岡山 憲史

潮流|証券市場新聞
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バイデン氏の人事は非常に強固

トランプ大統領が政権移行の作業を認めた。バイデン氏の人事は非常に強固な人材だ。それは、政権の政策の安定性を示唆しており、株式市場にとっては好材料。米国市場では24日にダウ工業株30種平均が過去最高値を更新し、3万ドルの大台を超えた。25日に日経平均は2万6706円と29年半ぶりの高値を付けた。

バイデン次期大統領の並々ならぬ意欲の表れ

今回の人事で特に注目されるのは気候変動担当特使にジョン・ケリー氏を任命したことだ。温暖化対策は米国次期政権の大きなテーマとなり、市場にも大きな影響を及ぼしている。ケリー氏は28年に渡って連邦上院議員を務め、うち4年間は外交委員長を務めており、バイデン次期大統領と経歴が似ている。2004年のオバマ大統領の2期目において国務長官として政権を支えた。民主党の重鎮を気候変動対策の担当としたのは、この大きな課題に関するバイデン次期大統領の並々ならぬ意欲の表れだ。

イエレン氏の就任はさらに追い風

日本市場では環境・エネルギー関連株が買われいる。さらに、イエレン前FRB議長の財務長官への就任も日米株の後押しとなりそうだ。イエレン氏は失業率などを重視することで知られており、金融緩和の継続や追加財政政策へのサポートが期待できる。イエレン氏は政府に追加の財政出動を求めており、大型経済対策への期待が強まる。イエレン氏の登用は仮想通貨の市場にも追い風とみられている。「金融当局は技術革新を阻害すべきでない。ブロックチェーンは極めて重要で、金融市場の取引手法に示唆を与えうる」と発言。ビットコインは10月後半から上昇に勢いが増し、8週間で63%も上昇した。イエレン氏の就任はさらに追い風となりそうだ。

人権を柱にした価値の外交

また、外交、安全保障関係では、国務長官にバイデン氏からの信頼が厚いアントニー・ブリンケン元国務副長官、国家安全保障担当大統領補佐官にはジェイク・サリバン元副大統領国家安全保障担当補佐官、国家情報長官にアブリル・ヘインズ元CIA副長官などが充てられる。いずれも関連する職務の経験者であり、オバマ政権でバイデン氏と共に仕事をした専門家が選ばれた。バイデン次期政権の外交方針はアメリカの自由や民主主義、法の支配、人権を柱にした価値の外交になる可能性が強い。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はシステナ(2317)、大泉製作所(6618)、KeePer技研(6036)。

 11月30日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

 

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。20年間にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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