「記者の視点」~来期業績に関心、分析も進む

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

10日の日経平均は465円高と急反発。25日移動平均を中心にした上下150円幅のボックス相場が続いてきたが、上放れの兆候を見せた。トランプ発言報道で鉄道関連銘柄がにぎわうなど、トランプラリー再燃といったところで、ここからの上値追いの材料は、今後具体化する米新政権による経済対策になるのかも知れない。

一方、3Q決算発表について、大手企業はほぼ出揃い、あとは中堅・小型企業を残すのみとなった。決算への反応は悪くはないが、株価の位置によって増額でも売られるし、減額でも買われるケースもある。ただ、3Q決算発表段階で通期予想はほぼ株価に織り込んだと考えられ、これからは来期の業績に関心が移っていく。アナリストによる決算分析も進んでいる。

半導体ウエハ搬送機、液晶用ガラス基板搬送機のローツェ(6323)と車載通信機器のヨコオ(6800)は来期にも期待が持てそうだ。

株山券壱

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