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半導体関連銘柄が指数を大きく押し上げる
10月最終週の東京市場は日経平均が軽々と5万円に乗せると週末の10月31日には5万2400円台に乗せて引けている。指数構成銘柄では10月28日に26年3月期の業績予想の上方修正を発表したアドバンテスト(6857)が翌日にストップ高まで買われ、その後はアドバンテストと同様に好決算期待と外資系のレポートに刺激されてレーザーテック(6920)もストップ高となり、AI投資増に絡む半導体関連銘柄の上昇が指数を大きく押し上げている。
5万3000円を目指す?
買いが買いを呼ぶ展開で移動平均線との乖離率なを含めてテクニカル的にも理屈が通用しない状況となっているが、10月31日に第2四半期決算を発表したレーザーテックは営業利益で前年同期比67.9%増の267億2800万円と期待通リの大幅増益となった。先週まで買いに乗れていない投資家からの半導体主力銘柄への買いが期待され3連休明けの東京市場は利益確定売りを吸収して5万3000円を目指す展開も予想される。
円安効果で上方修正する銘柄が相次ぐ
今週も国内外で主要企業の決算発表が相次ぐ見通しで米国では4日にAMD、5日にアーム、マクドナルド、クアルコム、国内では4日に任天堂、商船三井、5日にトヨタ、6日に郵船、7日にホンダなどの発表が控える。円安効果で上方修正する銘柄が相次ぐなかで、輸出系企業の決算内容は特に注目されよう。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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