6万6000円台まで戻す
先週の東京市場は17日までで日経平均が5日続伸となったあと、米国10年債利回りが一時4.74%台にまで上昇し、25年1月以来の高値を付けたことを受けて18日と19日の2日間で3900円近く急落、その後は米財務省が国債の買い戻しオペの規模を最大40億ドル(6320億円)に拡大すると発表したことで金利は一旦は下げ止まりを見せて反発したが、週末は朝寄りで6万5300円割れまで再度急落したあと6万6000円台まで戻した。
SKハイニックスの発表が下支え
日経平均の動きに大きく影響するAI半導体関連は、SKハイニックスが韓国市場で過去最大の自社株買いなどの還元策を発表するとともに宮城県での大規模工場建設が報じられた。これを受けてアドバンテスト(6857)などが売り一巡後に戻す動きとなっている。
エヌビディアは910億ドルをクリアするか?
AI半導体関連については、高値圏のアドバンテストの一方で1万円割れのままで推移している太陽誘電(6976)なども存在しており、明暗が分れている。
今後は選別物色が進むと見ているが、AI半導体全般に影響を与えそうなのが26日のエヌビディアの決算。前回の2~4月期は売上高816億ドル(前年同期比85%増)と3四半期連続で増収が加速しており、7~5月期は自社ガイダンスの910億ドルをクリアするかに関心が集まる。
ジャクソンホール通過後にアク抜けも
イベント的には27日~29日にジャクソンホール会議で、28日にはウォーシュFRB議長の講演が控える。政策の方向性が確認されればアク抜けから、AI半導体や内需・外需を含めた好決算銘柄での選別物色で指数は再度上昇基調に転じることを期待したい。
加えて米人工知能(AI)開発企業アンソロピックが、早ければ8月末にも大型IPOに向けた申請書類を公開することが伝えられている。スペースⅩを超える規模と言われており、これによるAI半導体企業の影響も注視したい。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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