記者の視点|企業速報 証券市場新聞

明暗分けたパナソニック&トヨタと楽天【記者の視点】

米FOMCの利上げは想定内ながら、来年の政策金利引き上げは3回と緩やかなペースになると発表したことから米長期金利が低下、運用環境改善期待が後退し、バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースなどが売られ、海外金融株安の流れが東京市場にも波及し、これが指数の下げにも繋がった。

今後は、欧米の投資家がクリスマス休暇に入ることから、指数や為替で大きな動きは減るかも知れない。今週は新規上場ラッシュが無事に通過したことで、セカンダリーでの物色から中小型株への動きに期待したい。

話題的にはパナソニック(6752) とトヨタ(7203)の車載用角形電池事業での協業の一方で、楽天(4755)の携帯会社設立報道で明暗を分けた。EV(電気自動車)での大手2社の協業は世界へ向けて大きなアピールになるが、携帯電話会社は、格安スマホが普及するなかで、儲かり難いビジネスになった。大型投資をしてでも自社回線を持つ意味を、今後、三木谷氏がどう説明するか注目される。

 

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