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後場マイナス転換もムードは悪くない【記者の視点】
この日は約26年2カ月ぶりの高値更新のあと、一転して利益確定売りが優勢になり、後場はマイナスに沈んだ。テクニカルは目先天井を示唆しているようだが、明確に高値を更新してきたことで、決してムードは悪くない。
日経平均で2万4000円台は、そろそろ国内機関投資家が持ち高調整の売りを出してくる水準で、東証1部の売買代金は3兆5900億円に膨らんだ。ただ、ここから下値を売り込む要因は見当たらす、あすからは3Q決算をにらんだ業績相場にシフトしていくだろう。省力化投資関連に続き半導体関連が買われたのはその兆候と見る。
また、前日に急落した仮想通貨関連もビットコイン急反発に連動して下げ渋りから反発に転じるあたりからも買い気は強い印象だ。
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