記者の視点|企業速報 証券市場新聞

この日も先物から崩れる

29日の東京市場は日経平均で小幅ながら4日続落となりました。先週末のNY主要3指数が揃って高値を更新したことを受けて前場は100円以上値を上げていましたが、先週末と同様に現物市場の前引け後に大取の先物市場で仕掛け的な売りがでて後場から値を下げる動きになりました。前回のこの欄でも外資のアルゴリズム売買を指摘しましたが、1ドル108円台で推移していることもあり、この日も為替の円高と連動した動きと推測されます。

好決算銘柄の中でも内需が選好

個別ではファナックと信越化学が好決算から値を上げましたが、ファナックの動きを見ている限り戻り売りに押された印象は拭えません。一方、高田機工のストップ高が象徴するように好決算銘柄の中でも内需が選好されているようです。為替の円高不安が払拭されるまでは、好決算銘柄の中から選別されていくと思います。方向感が見えないなかで、明日も為替の動きを睨みながら先物での値動きの変動に注意を払いたいところです。下値は25日線を意識するなら2万3500円割れ近辺、先週末とこの日の動きを見る限り、高く始まっても戻り売りへの警戒がでてきそうです。

仮想通貨は業界全般的には健全な方向に向かうか?

26日に仮想通貨の大手取引所大手であるコインチェックで顧客の580億円分もの通貨が消える事態が発生しましたが、この日はセキュリティー対策関連が買わて、仮想通貨関連も総じて堅調でした。今回の問題で金融庁からコインチェックへは業務改善命令が出そうですが、業界全般的には、健全な方向に向かうとの期待があるようです。




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