NYダウは9年ぶりの大幅な下げ幅

 週末のニューヨーク市場はダウ平均で665.75ドル安の25520.96、ナスダックは144.92ポイント安の7240.95で取引を終了しています。ダウは約9年ぶりの大幅な下げ幅となっています。注目されていた1月の雇用統計は非農業部門が大幅に増加し、平均時給の伸びも前年比で2009年以来最大となったことで、インフレ上昇から利上げペースの加速が警戒され全面安となりました。

2万3000円割れ覚悟

 為替については1ドル110円台まで円安が進んでいますが、225先物のナイトセッションはNY暴落と連動して下落し、280円安の2万3040円で引け、CMEも2万2945円で引けています。良好な米雇用統計による利上げ加速でNY市場の下落はある程度想定していましたが、予想以上の動きでした。NYの動きを見て週明けの東京市場も日経平均は寄り付きで2万3000円割れも想定されます。為替が110円台を回復していることから、輸出系の業績への不安は後退すると思いますが、売り一巡後に買い戻しが入ってその後、戻るのか、再度売り直されるのか、流れを見極めたいとところです。

欧州系の売りに警戒

 1月末あたりから後場に値を崩すパターンが多くなっていますが、これは欧州系が先物に加えて現物でも日本株を売却している動きが指摘されています。この動きが週明けも続くようなら、戻り売りスタンス。加えて、この数カ月はSQの数日前に指数の値動きが荒くなっていることにも注意です。225先物の値動きにはナイトセッションを含めて注視したいところです。
 今回は、リーマンショックなど過去の暴落と異なり好景気がベースですので、大幅に売られても過度に不安視する必要はないと思ってます。

仮想通貨の下落も深刻化だが・・・

 加えて、株式市場とは直接的な連動性はないものの、この欄で既報の通リ、仮想通貨の下落が深刻化してきました。投資家の資産減少という意味では、心理的に影響は少なからずあると思ってますので、国内でのコインチェック問題や海外でのTether疑惑を含めてその動向にも注視しています。




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