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3月6日の株式相場見通し|2万700円割れを意識【記者の視点】
3月5日の東京市場は終始軟調な展開となった。週末のナイトセッションでは一時、2万700円割れまで暴落しており、週末のニューヨーク市場も急落から戻したものの、下げ止まり感が出ていない。トランプ大統領による鉄とアルミニウム製品への関税方針については、世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長が異例の懸念表明を行っており、欧州などからの対抗措置への不安も拭えない。そのような中での黒田日銀総裁による出口発言が独り歩きするなどネガティブな材料が重なってしまった。荒れるSQ週も買い控え要因であり、引き続きニューヨーク市場と為替の落ち着きを待つ展開。日経平均ではナイトセッションの2万700円割れを意識する展開か。
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