記者の視点|企業速報 証券市場新聞

3月12日の株式相場見通し|NYの動き受け大幅高でのスタートか?【記者の視点】

9日のニューヨーク市場はダウで440ドル高と大幅高、ナスダック指数も最高値を更新した。非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったが、2月暴落の引き金となった賃金の伸びが市場予想を下回ったことが安心感なっている。これと連動してナイトセッションで日経平均先物は2万1690円まで上昇しており、12日は大幅高でのスタートが予想される。米朝首脳会談への動きを含めて外的要因の不安が大きく後退したが、その一方で唯一の不安は学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の書き換え疑惑。佐川宣寿国税庁長官の辞任で幕引きとはならず、先行き麻生副総理兼財務大臣の辞任騒動などへ発展すれば、安倍政権の政権基盤の不安から海外投資家の買いが細り、指数の上値を抑えかねないか不安だ。
ただ、為替も1ドル106円後半から107円へと弱含む動きとなれば、輸出系の主力の買い戻しが活発化しよう。週明けは朝寄り後の買い一巡からの調整後の動きにまずは注目したい。




相場見通し

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