記者の視点|企業速報 証券市場新聞

3月19日の株式相場見通し|G20やFOMCなどのイベント注視【記者の視点】

週末16日のニューヨーク市場はダウで72.85ドル高で続伸、ナスダック指数、S&P500指数を含めて3指数が揃ってプラス引けとなった。トランプ大統領の政権運営や貿易戦争への懸念が上値を押さえたが、2月の鉱工業生産が前月比1.1%増と予想の0.3%増を上回る強い内容となり、3月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値も2004年1月以来の高い水準となったことが指数を下支えた。ただ、日経平均先物のナイトセッションの引けは40円安の2万1400円、SGX日経平均先物も同様の動き、為替も1ドル106円で大きな動きはなく、週明けは小動きのスタートが予想される。
19日はG20財務省・中銀総裁会議、20日からは米FOMC、国内では21日が春分の日で東京市場が休場となる。G20では、米国の鉄とアルミの関税引き上げに端を発した保護主義や仮想通貨の国際的な規制が議論される予定。FOMCでは利上げは規定路線でパウエル新FRB議長の初の会見に注目が集まる。何れも株価変動の大きな要因になるかは不明だが、パウエル会見で昨年12月時点での利上げ年3回から4回への方針変更が示唆されれば長期金利の上昇不安が高まる。加えて19日は参院予算委員会で森友問題の集中審議も予定されている。安倍政権への不安からも動き難い週になりそうだ。ただ、3月末に向けて配当や優待の権利取りの動きも活発化してくる。現状の為替水準なら好調な企業業績も不変で、過度に悲観する必要はない。




相場見通し

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