記者の視点|企業速報 証券市場新聞

3月26日の株式相場見通し|2万円台の攻防意識も既に実態以上売られ過ぎ【記者の視点】

 23日のニューヨーク市場はダウで大幅に3日続落となり、週間での下げ幅が1413ドルと2008年10月のリーマンショック以来の下げ幅となった。一旦はプラスに浮上する場面もあったが、中国による米国債購入の減額検討や、ロシアの報復措置などの報道から貿易戦争への懸念が広がり下げ幅が拡がった。225先物のナイトセッションの引けが2万1140円、CMEも2万1155円であることから、配当分を考慮すれば、26日は2万400円台割れでのスタートとなり、2万円台の攻防が意識されそうだ。国内では27日の佐川氏喚問が控えており、買い材料に乏しい。ただ、28日からの実質新年度入りで決算対策売りが一巡し、国内の機関投資家が動き易くなる。売り越しを続けていた外国人投資家が4月に買い越しを続けていることから、需給面では改善が期待される。トランプ大統領による関税引き上げが貿易戦争に発展する状況ながら、大手金融機関が破綻したリーマンショック時とは状況は大きく異なる。今後の世界経済の流れは不透明ながら、既に実態以上に売り叩かれた状況であり、週半ばから落ち着き取り戻す展開に期待したい。




相場見通し

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