記者の視点|企業速報 証券市場新聞

4月16日の株式相場見通し|シリア攻撃余波も押し目買い好機か【記者の視点】

 16日の東京市場は米英仏によるシリア攻撃を受けて反落でのスタートとなりそうだ。週末のニューヨーク市場は高くスタートしたものの、ダウは大引けで122.91ドル安。その後、トランプ大統領からシリア攻撃を行うことが発表された。因みにシリアへの攻撃は昨年4月以来で、当時の日経平均は1万8900円台から1万8200円までおおよそ700円幅調整している。これを単純に当てはめると今回も2万1000円手前まで下落することになるが、昨年は調整一巡後に急速に戻している教訓が活かされれば、パニック売りは押し目買いの好機として認識される可能性は高いと見る。今回の攻撃はロシア軍との衝突回避のためシリア上空での不測の事態を防ぐための手立てを講じたうえで行われている。ロシアとの本格衝突を避ける意味でも限定的なものにとどまり、米国防長官も攻撃は「一度限り」と明言していることから、過度に地政学リスクが高まることは考えにくい。
 むしろシリア問題よりは、17日から20日にかけて行われる日米首脳会談の動向が注視される。北朝鮮問題に加えて、日米通商問題、TPPなどで安倍首相がトランプ大統領とどこまで踏み込んだ交渉ができる期待したい。国内ではモリカケ問題で窮地に追い込まれているが、現状、トランプ大統領と腹を割って話しあえるのは安倍首相しかいない。首脳会談で前向きな材料がでれば市場でもこれが素直に評価されることになろう。

 




株式情報と相場見通し

 
 

Pocket