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4月20日の株式相場見通し|日米首脳会談通過も再び内紛による膠着を懸念【記者の視点】
前日に日経平均が2万2000円台に乗せたこともあり、この日はさすがに伸び悩んだ。日米首脳会談にはサプライズ的な内容は無かったものの、無難に通過したことが鉄鋼や非鉄などの買い戻しに繋がったが、中小型銘柄には高値を付けた後に値を崩す銘柄も少なくない。貿易協議についてトランプ大統領は2国間協定にこだわりを見せているだけに、帰国すればモリカケ問題などの内紛が待ち構えている安倍首相には今後も苦難が待ち構えていることが不安材料。与野党には国の将来について真剣に議論をして欲しいが、仮に野党が倒閣に成功しても安倍政権と同様にトランプ大統領と交渉できる首班候補が存在しないにも事実。永田町の内紛が続くようなら、買い一巡後再び膠着状態が続く懸念もある。
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