記者の視点|企業速報 証券市場新聞

5月10日の株式相場見通し|流れを見極める【記者の視点】

 この日は方向感が定まらない動きに終始した。トランプ米大統領がイラン核合意からの離脱を表明したことで、中東リスクが高まったことが不安要因とされたが、これに関しては米朝首脳会談を控えて北朝鮮をけん制する狙いもあるとの指摘もあり、毎度のことながら表面上の動きだけで判断は付けにくい。為替は1ドル109円80銭台まで一時円安が進んだが、輸出系の買いには繋がっていない。加えて、午後の場中に発表されたトヨタの決算は今期減益予想ながら自社株買いも評価され、株価は上昇したが、同社株の動きは他の主力銘柄への買いには拡がらなかった。上値の重さが印象的だが日経平均では2万2000円を割らないとの見方が支配的。荒れるSQ週にしては静かな動きであるが、ナイトの先物の変動幅も小さく身動きが取れない状況だ。明日以降も、流れを見極めるまでは小幅な値動きが予想される。




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