記者の視点|企業速報 証券市場新聞

5月28日の株式相場見通し|引き続き米自動車関税が重石か?【記者の視点】

 週明け28日の東京市場は軟調な展開となりそうだ。週末25日の東京市場は日経平均で13円高と小幅ながらも4日ぶりに反発し、ようやく下げ止まりの動きとなった。その後のニューヨーク市場ではナスダックは反発したものの、ダウとS&PはWTI原油先物の下落を受けて続落で引けており、225先物のナイトセッションも90円安の2万2350円で引けている。

原油に関してはサウジアラビアとロシアのエネルギー相が協調減産緩和で協議したことが下落の材料で、週明けの東京市場でもエネルギー関連株には圧迫要因になろう。これに加えて、やはり、トランプ米政権による自動車関税の最大25%への引き上げの可能性が引き続き重石になりそうだ。ただ、先週の暴落の一因である米朝首脳会談中止については、北朝鮮が融和的な声明を発表したことを受けて、トランプ大統領が予定通リ、6月12日に実施される可能性があると表明、これにより地政学リスクは後退することになる。

日経平均は、ナイトセッションで先物が付けた安値2万2080円が意識されることになるが、ある程度不安材料は織り込まれており、新たな悪材料が出ない限り、この水準まで売り叩かれる可能性は低いと見る。更なる急落があれば買い場提供か。




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