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6月12日の株式相場見通し|アップル関連の苦悩続く【記者の視点】
前引け後に円安に振れたことで後場から上げ幅を拡げ、引け間際で伸び悩んた。ただ、全般商いは低調で、先物のショートカバーからソフトバンクやファーストリテイリングなど指数寄与度の高い上げが中心。米朝首脳会談や12日からのFOMC、14日のECB理事会を見極めたい動きには変わりなさそう。個別では、9日付の日本経済新聞で「米アップルが今秋発売予定の新型iPhoneについて、2018年内の生産台数を前年比で2割減らす方向でサプライヤー企業に発注し始めたことがわかった」と報じたことで、日東電工(6988)などが値を崩した。スマホ依存度の高い電子部品関連の苦悩は続きそうだ。
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