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6月14日の株式相場見通し|FOMC通過で重重石が消える【記者の視点】
2万3000円を抜けきれずに上値の重さを指摘する向きもあるが、それでも円安を追い風い後場も堅調に推移した。米朝首脳会談を受けての欧米株式市場も大きな影響はなく、今晩のFOMCの結果発表に関心が移る。利上げは既定路線で、今後の利上げペースなどに関心が移っているが、どのような評価がなされるにしてもイベント通過によち重石が消え去る意味は大きい。2万3000円を抜ければ上昇に弾み、下落すれば個別物色で押し目買い意欲が盛り上がることに期待したい。個別では曙ブレーキ工業(7238)の動きが象徴的だった。新ブレーキ開発は、日本のモノ作りの強さを再認識させたといえ、相次ぐ大手企業の不祥事で低下した日本株の見直しにつながると評価したい。
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