6月19日の株式相場見通し|大阪北部地震は早晩織り込みへ【記者の視点】

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6月19日の株式相場見通し|大阪北部地震は早晩織り込みへ【記者の視点】

 米中間の貿易摩擦への懸念については中国から報復関税も発表されているが、先週末のニューヨーク市場の動きで大方織り込んでいたと思われる。むしろ寄り前に発生した大阪北部での最大深度6弱の地震が投資家心理を重くさせた感じがある。前場の日経平均は2万2800円で寄りついて、大阪での被害内容が明らかになると後の12時50分には2万2601円の安値を付けその後は下げ渋る動きとなった。関西には村田製作所やローム、シャープなど日本を代表する企業が本拠を置いており、今回の地震で産業界への影響を懸念する向きもある。ただ、阪神淡路大震災を超える揺れを経験した地域もありながら、当時のような壊滅的なインフラの被害が発生しなかったことは、この数十年間で耐震対策が進んだ成果ともいえる。不安材料が山積したものの、悪材料出尽くしで、明日以降は反発のタイミングを待ちたい。個別ではメルカリ(4385)がいよいよ上場する。の初値。大型上場だけに公開価格3000円をどれだけ上回るかで、マザーズ市場を含めた新興銘柄の動きにも少なからず影響しよう。




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