過度に売られた場面では買い妙味【記者の視点】
この日の東京市場も膠着感の強い展開となった。8日には日経平均は一時2万2800円を付けていたが、そこから押し戻された感じで、全般的にも商いは低調。日本時間の9日深夜から始まる日米通商交渉の動向を見極めたい向きが多く、輸出系ではトヨタの下落がそれを象徴している。個別では8日の悪役だった資生堂がこの日は戻す動き。市場コンセンサスを超過しても売られる動きは、個人が関係ないところでの自動売買的な動きも想定される。好実態な銘柄なら過度に売られた場面では、買い妙味が高まりそうだ。
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