記者の視点|企業速報 証券市場新聞

一旦は利益確定売り【記者の視点】

 2日の東京市場は前場に日経平均で200円高超まで買われて、その後は値を消す動きとなった。この日は米太平洋艦隊のイージス駆逐艦「ディケーター」が30日に南シナ海・南沙諸島海域で中国の過剰な海洋権益主張を否定する「航行の自由作戦」を実施した際に、中国海軍の駆逐艦が異常接近したことが報じられたが、円高に振れることはなく、地政学リスクが高まった訳ではない。短期的な過熱感から利益確定売りの動きが強まった印象が強く、上昇基調は継続していると判断できよう。
個別ではがん免疫療法の本庶佑氏のノーベル賞受賞から小野薬品工業(4528)などが賑わったが、事前に予測されていたことから買い一巡後は値を消した。2日に物理学賞、3日に化学賞が発表される。物理学賞では鉄系超伝導体の細野秀雄氏なら住友電気工業(5802)、化学賞ではリチウムイオン電池開発の水島公一、吉野彰、西美緒氏ではパナソニック(6752)などが関連としてあげれるが引き続き日本人受賞に関心が集まりそうだ。




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