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パウエル会見待ち【記者の視点】
週末のNYダウ496ドル超安を受けての東京市場だったが、時間外のNYダウ先高や為替と上海市場が比較的落ち着いていることもあり、終始堅調な動きだった。ニューヨーク市場は11月の小売売上高や鉱工業生産指数は好内容で、べビーパウダーにアスベストが混入していたジョンソン・エンド・ジョンソンや決算悪のコストコ・ホールセールなど個別企業の悪材料で値を崩していたこも一因であり、過剰に値を崩していたとも判断できる。市場の関心はFOMCで、日本時間の4時30分頃にはパウエル議長の会見が予定されていると言われている。ここで、来年の経済判断と利上げ見通し次第で為替と株価が変動する可能性がある。19日はソフトバンク(9434)の上場も控えており、ポジションを一方向に傾けれないというのが投資家心理かも知れない。