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次なる展開待ち【記者の視点】
前日の地合いを引き継ぎ堅調な推移となった。材料にされたのは米中次官級通商協議で双方が受け入れ可能な合意を得る可能性は高いとの認識を示した、との報道。ただ、知的財産権保護や市場アクセスといった法執行や構造改革に関わる問題の解決は困難だととの米国側のコメントも伝えられており、積極的に上値を追う展開にはならなかったようだ。
個別で見れば多くの銘柄で25日線に到達、もしくはその手前で上値が重くなっていた。為替も落ち着きを取り戻しているものの、109円を抜け切れていない状況。引き続き、米中の次官級貿易協議の内容を見極めて、米政府機関閉鎖動向を含めて次なる展開待ち。