米中の閣僚級貿易協議が焦点【記者の視点】

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2万800円台乗せでのスタート

 週明けの東京市場は日経平均で2万800円台乗せでのスタートが期待される。
 週末のニューヨーク市場はダウが183ドル超上昇、ナスダック指数も91ポイント超上昇して引けている。トランプ大統領がつなぎ予算案で民主党と合意し、政府機関の一時解除が決定したことを好感したもので、ナイトセッションの225先物は2万790円の引けながらCMEの225先物は2万825円で引けている。これまでメキシコ国境での壁建設に固執してきたトランプ大統領が世論の批判に押されて妥協、政府機関の一時解除で合意したことは予想外のポジティブ要因と見られている。その半面、妥協してしまった故に政権基盤が弱まるとの見方もあるだけに、今回の政府機関一時解除で過度に楽観視するのは禁物か。

妥協点を見いだせるのか?

 イベント的には30日と31日に、米国で米中の閣僚級貿易協議が開催される予定。中国からは劉鶴副首相、米国は対中強硬派のライトハイザー通商代表部代表や穏健派のムニューシン財務長官などが出席する。3月1日の交渉期限を控えて、妥協点を見いだせるのかが焦点。

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