膠着感が強い展開【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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インド軍空爆が売り材料にされた

 週明けのニューヨーク市場は買い一巡後にダレる展開で、その流れを引き継ぐ形で寄りから上値の重い展開で、インド軍によるパキスタン実効支配地域空爆が伝えられると、日経平均は後場に122円超下げる場面があった。日経平均は上値の重たさが指摘されていただけに、都合良くインド軍による空爆が売り材料にされた格好。今晩はパウエルFRB議長による議会証言が予定されており、その発言内容次第では円高に傾くとの懸念もある。大きく売られる状況ではないが、膠着感が強い展開だ。

中小型の局地戦

 個別では、バイオ系を牽引してきたアンジェス(4563)が前日の3日連続ストップ高後に寄り付いた。さすがに調整がありそうで、次なる主役銘柄が現れるまでは、中小型の局地戦になりそうだ。




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