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底堅い動きで終始
この日は前場に値を消す場面もあったが、2万1500円割らず底堅い動きで終始した。支援になったのが半導体関連の動き。前週末の米国市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が一時3.7%上昇し、昨年9月5日以来、約半年ぶりの高値を付け、東京市にも海外関連株高の流れが波及。ブロードコムの決算で今年後半に需要が上向くの見通しを示したほか、半導体製造装置の受注が回復しつつあるとのレポートなども関連株見直しの流れを後押ししている。
押し目買いの吹き値売り
ただ、19日~20日に米FOMCが控えていることや英国のEU離脱問題が依然不透明なことを考慮すれば、ここから日経平均が3月4日高値2万1860円90銭を抜けるには材料不足。決算対策売りが一巡して、不安材料が晴れるまでは、引き続き、押し目買いの吹き値売りとなりそうだ。
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