記者の視点|企業速報 証券市場新聞

大幅安でのスタート

 週明けの東京市場は、大幅安でのスタートとなりそうだ。週末22日のニューヨーク市場はダウで460.19ドル安の25502.32ドルと大幅安となり、これと連動して日経平均のナイトセッションは2万970円、CMEの先物も2万955円で引けており、2万1000円台を維持できるかが焦点となりそうだ。

NYダウはボーイング下落の影響も

 ユーロ圏、フランス、ドイツの3月製造業PMIがいずれも予想を下回る内容となり、英FTSEや独DAXなど欧州株が全面安、米国債イールドカーブ(長短金利差)が再び逆転したことから世界経済減速への不安が高まり、金融関連株が軒並み安。ダウについてはボーイングがガルーダ航空による「737MAX」のキャンセル協議報道で下落した影響も出ている。

売り一辺倒ではない

 為替が一時1ドル109円73銭まで円高が進み、109円91銭で引けていることから、売り一巡後は為替の落ち着きを見て下げ止まりを探る展開か。加えて、26日には3月末の権利付き最終売買日が到来し、権利取りの動きも想定される。日経平均連動型パッシブファンドについては、配当落ちによるポジション縮小を避けるために、先物買いによる調整を行う必要があることも留意点。過去3年間の3月権利付き最終日の日経平均終値は全て上昇しているうえ、昨年は3月26日のザラ場安値2万347円49銭から5月21日の2万3050円39銭まで2700円超上昇している。不安材料が織り込まれてくれば売り一巡後の戻りにも期待したい。




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