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押し目を拾える銘柄を探る【記者の視点】
先週末のナイトセッションでの引け値2万2070円を寄りで早々に上回り、大引けではダレたものの2万2169円11銭で引けた。今年一度も抜けることができなかった2万2000円台を抜けたことで、売り建ての買い戻しの動きも活発化、欧米や上海市場に比べて出遅れていた東京市場の上げ幅を拡げたと思われる。
イベント的には15日~16日の日程で開催される日米の物品貿易協定(TAG)交渉が注視される。既に米国側からは為替条項について言及している模様だが、為替の動きを見る限り、過度に不安視されていない。今回は交渉の範囲を決める予定だが、サービス分野での厳しい要求がなければ悪材料にはならないだろう。
日経平均は昨年12月3日2万2698円79銭が意識されるが、明日は流石に利益確定売りに押される展開か。まずは2万2000円台での値固めから押し目を拾える銘柄を探りたい。
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