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トランプ発言で米中貿易交渉懸念高まる【記者の視点】
10連休明けの東京市場は軟調なスタートとなり、日経平均は2万2000円の攻防となりそうだ。連休中は米国での良好な経済指標に支えられて、5月3日にCMEの日経平均先物は2万2490円まで上昇していたが、5日にトランプ大統領が2000億ドル相当の中国製品に対する関税を10日から現在の10%から25%に引き上げると表明したことで、時間外でのNYダウ先物急落からCMEでも2万2000円割れまで値を崩している。為替も1ドル110円50銭割れまで円高が進んでおり、週明けは輸出系のリスク回避の売りが想定される。
大型連休明けの3日後には225先物オプションのSQが到来する。連休前には既にリスク回避の動きから手控えムードになっていたものの、先物主導での荒い値動きには注意したい。
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