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先物主導で値を崩す【記者の視点】
3月26日以来の1ドル109円台に突入したことで、終始弱い展開となった。 この日は中国税関総署が発表した4月の貿易統計で、輸出が前年同月比2.7%減と、予想の2.3%増に反して減少したこともネガティブ材料視された。米中で仮に何らかの合意ができても、中国の輸出悪化は続き、これが世界経済、とくに日本の輸出企業にはボディーブローのように効いてくるという不安だ。
この日はSQ前とあって先物主導で値を崩した印象もある。NYダウとともに日経平均も50日線を割れた。下げ止まりを期待したいが、米中通商協議が終了する10日を待つしかない。
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