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反発に期待【記者の視点】
戻り売り圧力は強く、上海市場の軟調な動きを見て下げ幅は一時１００円を超えた。この日は為替が１ドル１９７円８０銭まで強含んでおり、急ピッチな円高が買い意欲を削ぐ結果にもなっている。指数構成銘柄ではソフトバンクＧの下げが目立った。ソフトバンクＧ傘下のスプリントが売却を計画するプリペイド事業のブーストモバイルの買収にアマゾンが名乗りをあげていることでＮＹでは競争激化を懸念して通信株が売られており、軟調な世界マーケットから運用への不安も売り材料にされたかも知れない。ただ、日経平均で２万円割れまで売り叩くとＰＢＲ１倍水準であり、現時点で積極的に売り叩ける水準でもない。大引けにかけ急速に戻した後に、ナイトセッション先物が２万５００円を回復しており、明日は反発に期待したい。
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