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G20後の流れを見極める【記者の視点】
この日は香港ハンセン指数の下落を売り材料にしていたようだが、上値を追う材料が無いなかで現金化の売りに押された印象が強い。指数構成銘柄では半導体の売りが目立った。米国半導体関連株売りの流れが波及したもので、WSTSは19年の半導体市場成長率を前回予測のプラス3.8%からマイナス12.1%へ大幅に下方修正した影響が大きいと思われる。一部ではハーウェイがスマホ向けでアンドロイドに代わる独自OSを8月にもリリースすることが流れており、米中貿易戦争によるハイテク産業の世界的な分断が進むデメリットを不安視する向きも増えているようだ。
ただ、2万1000円割れでは押し目買いが入っており、下値お売り叩く動きではない。中小型の局地戦が続き、G20後の流れを見極めることになりそうだ。
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