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G20後の物色流れに備える【記者の視点】
この日は今2019年12月期の6月中間配当落日で、権利落ち分を考慮すれば225先物の50円安程度が実質的な下げ幅と言える。G20での米中首脳会談の期待感後退などが言われているが、元々、協議継続を確認できれば上出来とも指摘されているだけに、実際には手掛かり材料難のなか身動きが取れない状況にあると言えよう。
昨日の円買い材料にされた日米安保破棄は米国務省当局者が「事実無根」と否定するコメントが伝えられたことで1ドル107円40銭まで弱含んだ。個別でもJTなど12月決算銘柄の処分売りが目立っているが、手持ち玉を軽くして、G20後の物色流れに備える投資家が多いのではないか。
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