記者の視点|企業速報 証券市場新聞

信越化と日本電産の寄り後の動きに注視【記者の視点】

 この日は続伸となり、日経平均は節目となる7月2日の高値2万1784円22銭に迫ってきた。この日もけん引したのは東エレクや村田製作、太陽誘電などの半導体関連。23日に第1四半期決算を発表した信越ポリマーは営業利益で18億2000万円(同0.3%増)と増益で着地、未定としてした通期も営業利益78億円(同4.3%減)を見込んでおり、市場懸念したほどに業績が悪化しないことで安心が高まっている。
 24日大引け後には信越化と日本電産の決算発表が控えており、信越ポリマー同様に無難な内容となれば安心感が更に高まることになる。ただ、短期的に買われた銘柄は利益確定売りも想定されるだけに注意も怠れない。
 注目された信越化学は20年3月期予想は連結営業利益で4050億円(前期比0.3%増)とアナリストコンセンサスを下回る内容ながらPTS市場では高く推移しており、増益予想になることが評価されている。一方、日本電産は20年3月期の最終利益予想を下方修正し、PTSでは反落しているが、売上高と営業利益は従来予想を据え置いている。個々の企業で業績の動向は異なるが、過度な決算悪でなかったことから、全般市場には大きな影響を与えないだろう。寄り後の株価推移を見極めたい。




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