記者の視点|企業速報 証券市場新聞

仕掛け的な動きは一旦沈静化【記者の視点】

 7日はニューヨーク市場でダウの引け値が22.45ドル安だったが、寄り直後では一時590ドル近くも暴落していたことから、東京市場でも警戒感の強い動きだった。ただ、人民元取引の基準値がポジティブ視され上海や香港ハンセン指数が上昇、米中協議は継続が確認されていることから過度な不安感が後退したようだ。個別では半導体関連が底堅い動きだった。世耕弘成経済産業相が半導体材料など3品目の韓国向け輸出について、国内企業から出ていた申請に許可を出したことを明らかにしたことが安心感を誘う一因になったようだ。一部のメディアで今回の日本政府による韓国ホワイト国除外は徴用工問題対する報復措置と伝えられていたが、正当な取引には厳格な審査を踏まえて許可を出す姿勢が確認されたことがポジティブ材料として捉えられているようだ。 様々不安材料は残されたままだが、明日のSQが通過することで先物を通じての仕掛け的な動きは一旦沈静化するかも知れない。国内外の投資家ともに夏休みに突入することから出来高を伴った戻りはまだ先かも知れないが、実態以上に売られた銘柄は見直し場面に来ている。




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