記者の視点|企業速報 証券市場新聞

高速取引のなせる業【記者の視点】

 悲観ムード一色だったが、ニューヨーク市場に寄り後に、第4弾の対中関税の一部延期が伝わると一気に買い戻しの動きを強めた。ダウは一時、500ドル超の大幅高と、為替も1ドル106円97銭まで円安になったが、短時間での急ピッチな変動だけにダウは結局、372ドル高で引けている。自動売買による高速取引のなせる業ともいえ、個人投資家は急激な変動についていけない状態だ。
 今回、米国からの情報はトランプ大統領のツィートではなく、USTRの公式情報。この日は中国政府も9月のワシントンでの貿易協議の予定を再度コメントしており、情報の信頼性から安心感に繋がっている。ただ、第4弾の対中関税は単なる延期だけに、トランプ大統領ツィート次第では状況が一変する可能性すらある。そのような不安感が戻りを鈍くしており、2万1000円までの戻りには時間を要するかも知れない。




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