記者の視点|企業速報 証券市場新聞

NYでは3指数揃って上昇

週明けの東京市場は落ち着きを取り戻す動きが期待される。週末16日のニューヨーク市場は急落の引き金となっていた米長期金利の低下が一服したことで3指数揃って上昇、ダウは306.62ドル高となり、半導体などハイテク株が大きく買われたことにより、ナスダック指数は128.38ポイントも上昇している。225先物のナイトセッションは2万570円で引けており、為替が円高に振れなければ2万600円台回復が期待されそうだ。

決算発表一巡から手掛かり材料難

 国内ではお盆休みが明けて国内投資家の復帰から物色の盛り上がりを期待したいが、決算発表一巡から手掛かり材料難。懸念材料としてはアルゼンチンの信用格付けをフィッチ・レーティングスが、長期発行体格付けを「B」から3段階引き下げ「CCC」、S&Pグローバル・レーティングもソブリン格付けを「B」から「B-」に引き下げ、見通しを「ネガティブ」としていること。アルゼンチンでは既に今通貨ペソが最安値で株価指数急落しており、織り込まれているが、投機筋には売り材料にされる懸念がある。

過度な楽観は禁物か?

 19日は米総務省による、ファーウェイに対する制裁一部緩和の期限を迎え、その先には23日に米経済シンポジウムでのパウエルFRB議長の講演が控える。米国の利下げを含めた金融政策の方向性が示されれば、為替や株もこれに反応することが予想される。
 米国の流れを受けて物色は半導体などのハイテク株になろうが、中国の動向を等をも含めてこれら外部要因を考慮すれば過度な楽観は禁物か?




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