迫力はないが幅広い銘柄が上昇【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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迫力はないが幅広い銘柄が上昇【記者の視点】

 この日もニューヨーク市場の上げ幅の割には上値が重い印象を受けたが、後場からは持ち直して日経平均では114.06円高となった。個別ではソフトバンクグループとファーストリテイリングの2大指数構成銘柄がマイナスで引ける一方で、トヨタや資生堂、武田薬品など幅広い銘柄が上昇した。売買代金は相変わらずの低調ながら、外部環境の落ち着きから、買い戻しの動きは活発化したようだ。ただ、パウエルFRB議長の週末の講演内容次第では為替やNY指数が大きく反応する懸念があり、過度に上値を追えない感覚だろう。
 この日は野村證券がリリースした日経平均の定期見直し予想レポートでが話題になった。このレポートでZOZO(3092)が続騰したが、レポートでは同社の他、エムスリー(2413)、カカクコム(2371)が採用候補になる一方、日本化薬(4272)、スカパーJSATホールディングス(9412)などが除外候補となっていた。正式な見直し内容は9月上旬に公表される見通しながら、これらの銘柄が今後も思惑的な動きをする可能性もある。




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